8/6にツェルマット入り、テント暮らし開始。マッターホルンには上1/3くらいに厚い雲がかかりっぱなし。
テン場で知り合った松本家族から色々と話を聞くうちに、すぐに登れるとタカを括っていた甘さが段々と身に沁みてくる。
2週間以上も天候の改善を待っている彼ら、他にも昨年ダメだったので今年こそはと狙いに来たポーランドのクライマーなど。かのイモト様もすぐには登らせてもらえなかったとはDVDで予習してきたけれど厚く垂れ込めてるのに、尚且つ物凄い風が吹いてるのがすぐに分かる飛ぶように動く雲。
テン場から一目で山が見えるだけに気持ちが重くなる。
そうは言いながら、天気は良くなるぞ、どの予報で8/8、とりあえず下見がてら途中まで登ってみることにする。
一気にfuri→乗り継ぎあさイチのゴンドラでSchwarzseeへ。シュワルツゼーからガツガツ歩いてヘルンリ小屋を過ぎ取り付き11時前、クライムオン。時間的に誰もいない午後のマッターホルン、ルーファイしながら登りを楽しむ(今考えると誰もいない贅沢な時間だった)
途中余裕ブッこいて、岩の間に捨てられた
カムを取ろうと2人でモゾモゾしたり、
ノンビリ休んでたおかげで😅
目標の4,003mのソルベイ小屋
には到達できず、ルーファイにも手こずり引き上げ時間に決めた14時になっても3,700mに到達できず下山。
帰りのゴンドラ最終は17時。3時間しかなく、ヘルンリからここまでだけでも3時間かかっている。急げ❗必死に残山したあとは、マジでヤバイ、と靴G5、アタック装備背負って3,260mのヘルンリ小屋から2583mのシュワルツゼーゴンドラ乗り場まで激走🏃🏃🏽♂️。1時間ほどで降り付きゴンドラには乗れたものの、もう足はボロボロ。。。
しかし、テン場に戻って、考えるほどに、この日(8/8)は絶好の天候だった(アタックするべきだった?)こと、しかしルーファイに難渋し、3時間で3,700にも達せられなかった実力の無さもハッキリ思い知らされたのだと、重い気持ちになってしまった。。。
vol.2 了
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