いかに面白いか とか、ヴァル・キルマーとトム・クルーズの親交 とか、は散々喧伝されているので、、、、とも思うたが、自分と同じ言いたいことを書いてるブログやらYou Tubeは見つけられないし、そもそも備忘録的ブログだしね。
【ネタバレ注意です❗】
この映画、色々とプライベート環境も自分にダブるところあって、本当に感情移入もできて面白いのだけど、その中でも、観たあとからジワジワと染みて来た、自分の今を投影したくなる役があり(というと失礼ですが)、ホントに面白い映画だと改めて思いました。
1番ジワジワと来た役どころ。
男優賞を送りたい方。。。
その、My男優賞は、
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そして、元トップガン。
元トップガン。
元トップガンなんですよね。
その元トップガンとして、世界中でトップクラスの飛行機乗りとしての矜持を持ちながら、"中将"とういことは、ここ最近飛行機から降りた、というわけではないだろう、長い事務屋経験。
そんな彼の前に現れるのは、「俺、生涯 現場勤務が良いですけん。生まれついての飛行機乗りですけん」とのたまって、超強力な縁故のおかげで好き放題に最新鋭の実験機に乗ったりできる「先輩部下」。設定はわからんがジョン・ハムさん、実年齢はトム・クルーズより8才も下❗
サイクロンは司令官として、お上からの国としてのミッションを成功させるためにはどんなに嫌でも、多少の犠牲を許容するという判断を下さざるを得ない。
「俺はもう誰も失いたくないんです。」イヤイヤ当たり前に俺もやがな、でも上からB/C言われるんやがな・・・。
「お前にオレの苦労が分かるかよ」と終始、苦虫噛み潰すような顔になるのもわかるし、
でも、マーベリックが挑む最難のトライの最中には飛行機乗りの血が騒ぎ、つい見入ってしまう。 。。
最後まで決して☕コーヒーこぼすようなお茶目もなく😆、ミッションを成功させて帰投した飛行機乗りたちにも厳格な眼差しを崩さない彼こそ、
『プロフェッショナル仕事の流儀賞』
を送りたくなる役どころを演じていたと思いました。
同じように現場を離れ、そして、現場のために毎日働いてるつもり(もうそれも自信ねぇや)の自分は鑑賞後、しみじみと感じ入りながらも、「ココが響く俺はやっぱりオジサンなんやなぁ」と思いました。
・・・しかし、と同時に、やはり脇役たちもしっかりとこうして名役者で、色々と背景を想像させる、作り込みのいい映画なんだなぁと思いました。
現実世界にはあり得ない、老いたレジェンドの活躍におじさん達が心踊らすヒーロー物 ってだけじゃなく、このようなところも含めて観ると、また面白さが増すんじゃないでしょうか。。。
あぁ、また観たくなったわ。
了。